傾斜に沿って展開する平屋の家2017年

大阪府箕面市 / 夫婦2人+子供2人

  • 0.55 BEI
  • 0.37 UA値
  • 0.50 C値
  • 1.4 ηAH
  • 0.8 ηAC

傾斜に沿って展開する平屋の家

  • #平屋
  • #中庭
  • #40坪台

敷地条件を生かした、緩やかにエリアを区切るスキップフロアの平屋

南北方向に長く傾斜のある敷地を有効利用し、室内の床に段差をつけていくスキップフロアの平屋プランを提案。

建物は北側から4分割し、北側の高い位置からリビングダイニングのパブリックスペース、次に中庭、南側には水廻りと主寝室子ども室のプライベートスペースを配置。

4つのブロックはスキップフロアにすることで緩やかに連続し、視線が南北方向まで伸びていきつつ中庭があることで南北のパブリックスペースとプライベートスペースを緩やかに仕切り、光と風を取り込むことも可能です。

南北に長い平屋のため足りない日射取得分は床下エアコンを利用したパッシブ冷暖で補います。

裏動線として玄関からキッチンへアクセスする回遊動線を作り、さらにキッチン勝手口から駐車場、水廻りから中庭の物干スペースまでの回遊動線も作りました。

外観はHさんからのご要望でもあった和風調とし、玄関前の目隠し機能も兼ねている木ルーバーがアクセントとなっています。

鳴瀬加奈子

建築概要

設計担当
千知岩賢二 鳴瀬加奈子
建築概要
SE構法平屋建て
建築面積
144.42m2(43.69坪)
延床面積
134.74m2(40.76坪)
施工面積
140.15m2(42.40坪)
敷地面積
414.00m2(125.24坪)
建ぺい率
34.88%
容積率
32.55%
耐震等級
等級3(最高等級)
耐風等級
等級2(最高等級)
断熱等級
等級6
温熱地域区分
6地域
年間日射量地域区分
A4区分
用途地域
第一種低層住居専用地域
防火地域
法22条地域
耐火構造
防火構造

住まいの省エネ性能

省エネ性能測定値

BEI
0.55
年間冷暖房負荷
213.16 MJ/(㎡・年)
UA値(外皮平均熱貫流率)
0.37 W/㎡・K
Q値(熱損失係数)
1.83 W/㎡・K
C値(相当隙間面積)
0.50 c㎡/㎡
ηAH値(冬の日射熱取得量)
1.4
ηAC値(夏の日射熱取得量)
0.8

弊社基準値:UA値0.46W/㎡・K以下、Q値1.6W/㎡・K以下、C値0.5c㎡/㎡以下

年間光熱費比較

  • 一般の家省エネ基準
  • HJ様邸パッシブ冷暖
  • 35.71万円
  • 21.80万円 39%節約
  • 0
  • 5
  • 10
  • 15
  • 20
  • 25
  • 30
  • 35
  • ※基本料金なし、電気:¥28/kwh、ガス:¥150/m3
  • ※一般の家の省エネ基準は「H28年度省エネ基準」の性能値です

共通仕様

  製品 熱貫流率 熱損失
断熱 屋根 外側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm 熱貫流率 0.22W/㎡K 熱損失 30.85W/K
内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 120mm
内側 吹付け硬質ウレタンフォームA種3 120mm 熱貫流率 0.34W/㎡K 熱損失 68.25W/K
基礎 内側 硬質ウレタンフォーム2種2号 36mm   熱損失 29.57W/K
開口部 樹脂サッシ|Low-Eペアガラス 熱貫流率 1.55〜1.75W/㎡K 熱損失 51.52W/K
玄関扉 木製断熱玄関ドア 熱貫流率 1.92W/㎡K
熱損失合計 180.18W/K ÷
外皮表面積合計 495.29 =
UA値 0.364W/㎡K
  製品 備考
空調 ルームエアコンディショナー パッシブ冷暖
換気 第三種換気システム 比消費電力 0.03W/(m3/h)
給湯 ガス潜熱回収型給湯器 モード熱効率 92.5%
照明 すべての機器においてLEDを使用  
創エネ    

一次エネルギー消費量

  この家の設計一次エネルギー 基準一次エネルギー 削減率
暖房設備 27622MJ 38369MJ 28.01%削減
冷房設備 1097MJ 13082MJ 91.61%削減
換気設備 974MJ 5025MJ 80.62%削減
給湯設備 19117MJ 25091MJ 23.81%削減
照明設備 5945MJ 17604MJ 66.23%削減
調理その他家電設備 21241MJ 21241MJ -
発電設備の発電量のうち自家消費分 - - -
コージェネレーション設備の売電量に係る控除量 - - -
売電 - - -
75996MJ 120412MJ 36.9%削減

※基準一次エネルギーとは、住宅の省エネルギー基準における、地域や床面積などを考慮して定められた一次エネルギー消費量の基準値のことです。

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