ロングライフをデザインする設計工務店

CONCEPT

3つの約束

「本当にいい家って何なのか?」

これはずっと自分自身に問いかけている言葉です。家づくりは私的な建築を生み出す行為ですが、同時に街並みや地域社会を形成する公的な責任も負っていると考えているからでもあります。

家業を継ぎ、この仕事が天職だと感じている私ですが、一つの理想があります。それは、米国フィラデルフィア郊外に建つ建築家ルイス・カーンが設計した小さな家「フィッシャー邸(1967年)」にまつわる、カーンとフィッシャー夫妻の回顧録。双方が発したメッセージの中にそれはあります。

私はある特定の人のために家を設計するのではないのです。家というのは、依頼主だけでなく、別の人が住んだとしても、しっくりと感じられるように設計すべきです。その設計がフォームへの真の探求を体現したものであれば、一家族のためにつくられた家は、他の家族にとってもよき家となる特質をもっているのです。

Louis Kahn ルイス・カーン

カーンと過ごした7年間、わたしたちはすばらしい建築の教育を受けたと思っています。そして、いまに残るのは、たいへん住みやすい無二の家と、愛情に満ちた格別の友人と過ごした思い出です。そもそも私たちが期待していたのは美術館やモニュメントではなく、自分たち家族だけにとって特別な家を建てることでした。

Mr. & Mrs. Fischer フィッシャー夫妻

設計者は施主のための家を設計しながらも「永遠の家」を求め続け、施主は自分たち家族にとっての「特別な家」を望んでいます。誰もが感じるいい家の普遍性を持ちつつ、施主にとっての特別感を盛り込む。そして、いつまでも愛着をもって住み継がれる家となる。これからも「本当にいい家って何なのか?」を追求し続けていきます。

フクダ・ロングライフデザイン/福田工務店
代表 福田明伸

私たちは、
年間十二組の
幸せづくりにこだわり、
土地探しや物件探し、
家づくりや庭づくり、
家守りまで、
一貫して行う会社です。

001

設計工務店+不動産

最適解を導く「設計力」。
細部までこだわる「施工力」。
住まい手目線の「土地探し・物件探し」。

002

技術への工学的アプローチ

最適解を導く「設計力」耐震性・耐久性。
省エネルギー性・快適性。
工学的アプローチによる裏付け。。
細部までこだわる「施工力」。
住まい手目線の「土地探し・物件探し」。

003

暮らしに寄り添う

ライフプランとLCCPの作成。
定期点検とカスタマーサポート
体制による家守り・暮らし守り。

001

最適解を導く「設計力」。
細部までこだわる「施工力」。
住まい手目線の「土地探し・物件探し」。

設計工務店+不動産

私たちは家づくりにおいてお約束することがあります。土地を読み解き、パッシブデザインを最大限に活かすこと。五感を紐解き、ご家族の特別な想いを昇華させたベストプランを練ること。そして、見えるところも、見えないところも、細部まで誠実につくること。また、庭づくりにはお施主様もワークショップ感覚でご参加頂きます。いつまでも愛着を感じる心地いい暮らしのために、設計と施工が一体となった家づくり・庭づくりです。また、仲介手数料を頂かないため、住まい手目線の土地探し・物件探しのお手伝いに徹しています。

設計力

最適解を導く「設計力」|土地を読む

土地にはそれぞれの風土があり、気温や湿度、降水量や天気出現率、風向や風速、これらによって性格付けられます。この特性は、大阪・奈良・神戸にという比較的狭いエリアにおいてもそれぞれ土地による違いが大きいことを私たちは知っています。全国一律で規格化・商品化された家を購入するのとは異なり、私たち地域工務店の家づくりは土地を読み、この違いを熟知していることが最適解を導く設計力の要因となります。

大阪市都市型

冬の1月・2月・3月の最低気温は氷点下を記録することもあります。
また、風向は初夏には西南西や南西からの風が、秋には北東や北北東からの風が高い確立で吹きます。

奈良市郊外型

冬の1月・2月・3月の最低気温は氷点下を記録する寒さです。
また、風向は冬に西北西や西からの風が、秋には東や東北東からの風が高い確立で吹きます。

神戸市都市型

冬の最低気温においても0℃を下回ることはありません。
また、風向は冬に西北西や北西からの風が、初夏には南西や南南西からの風が高い確立で吹きます。

設計力

最適解を導く「設計力」|パッシブデザインを最大限に活かす 

パッシブデザインは設計手法の一つです。その手法だけで、家の良し悪しや、プランや形状が決まる訳ではありません。しかしながら、パッシブデザインを取り入れない家の暮らしは味気ないものです。私たちが大切にしているのは、冬の太陽がもたらす熱の効果、春や秋における風のはたらき、隅々まで光が届く安心感、四季や時間の移ろいを感じる暮らしです。また、「パッシブデザインを活かすこと」=「設備に頼らず建築で快適をつくること」でもあります

  • 冬は暖房効果で足元から快適
  • 夏は冷房が隅々まで行き渡り快適
断熱気密

断熱性能はUA値やQ値、気密性能はC値で示されます。魔法瓶の中身の温度が保たれるように、冬は暖かいまま、夏は涼しいまま、建物内の温度が外気に影響を受け難くなります。

日射遮蔽と日射取得

太陽高度70度程の高い角度からの夏の日射しは、軒や庇・外付けブラインド等で遮り、同じ窓でも太陽高度30度程の低い角度からの冬の日差しは、熱の恩恵を享受すべくしっかり取り込みます。

自然風利用

冬の夜間や夏の昼間はともかく、春や秋に建物内にこもった生活熱は通風によって排出します。またその際、立地条件によって年間最多風向は異なりますので土地を読むことが重要です。

昼光利用

昼間に照明をつけることなく過ごせる事を目的とした手法です。吹抜けやドーマー、窓の欄間や透過性のある間仕切りなど、窓際はもちろん暗くなりがちな建物中央部にまで光を導きます。

日射熱利用暖房

日射熱(ダイレクトゲイン)による暖房効果を得るため、LDKの床面積に対して南面の窓面積が20%を占め、且つその窓が6時間日照を得るという社内基準に照合して設計・検証を行います。

設計力

最適解を導く「設計力」|五感が導く家づくり

耐震性・耐久性・高気密・高断熱・省エネ・機能性・デザイン・・・など、これらは心地よく住まうための一要素に過ぎません。一方、そこに住まう人は、目で見て、耳で聞き、鼻で嗅ぎ、肌で感じ、舌で味わうことで、その環境が自分に合っているか、快適なのかを判断します。五感の捉え方は人によって大きな個人差がありますが、家の内外・各所にそれらの要素が存在することで、いつまでも愛される家であって欲しい。そんな思いから、フクダは「五感を紐解く家づくり」を設計理念の一つとしています。

視覚

豊かな窓まわり

聴覚

四季の音を楽しむ

嗅覚

自然素材の香り

味覚

設えが美味しくする

触覚

感触の心地よさ

施工力

細部までこだわる「施工力」

建てた後では分かり辛い見えない部分において、どのような根拠をもって見える化できるかは?は資産価値を査定する上で重要です。中古住宅のインスペクションに立ち会い、リノベーションを請け負う立場から、構造計算書や断面仕様を表す設計図書および施工中の写真など、これらが整っているか否かは大きな差になることを知っています。私たちは、家づくり=資産形成であると考え、見えるところのこだわりだけでなく、目に見えない本質的なところにこだわり、誠実な施工を心掛けています。

見えるところへのこだわり

無垢材

左官漆喰

造作家具

照明計画

ディテール

見えないところへのこだわり

ホウ酸塩防蟻処理

熱橋処理

気密検査

食材塗装

空気測定

土地探し・物件探し

住まい手目線の「土地探し・物件探し」

注文住宅においても、中古リノベーションにおいても、土地や物件探しから始められる方が多数いらっしゃいます。 その一方で、土地や物件を探しつつ、設計や施工の依頼先も選定し、且つ住宅ローンや資金計画を見据えながらの家づくりは複雑です。 不動産業を営む私たちは、住まい手目線で土地や物件の情報提供を行い、同時に設計事務所であり工務店である私たちは、その情報をプランニングやコストに直接反映していきますので、土地・物件探しと理想の家づくりを並行して進めることが可能となるのです。

注文住宅

土地探しから家づくり

数ある有名不動産サイトの土地情報をまとめて閲覧でき、エリアや敷地面積、予算や床面積などのご要望に応じてご自身で探せるクラウドサービスをご提供致します。また、小・中の学校区や、各種ハザードマップを表示させられるなどの機能も充実しています。

リノベーション

物件探しから家づくり

REINS(レインズ)とは、宅建業者しか閲覧できない不動産情報ネットワークです。また、土地BANK(バンク)では過去の価格推移や取引事例を確認でき、物件の適正価格を把握する事が可能です。

002

耐震性・耐久性。
省エネルギー性・快適性。
工学的アプローチによる裏付け。

技術への工学的アプローチ

人命・財産を守るための技術、住み手の健康に配慮する技術、地域社会・環境に寄与する技術をフクダの家づくりの「基幹技術」と位置づけています。技術と言っても最先端のものばかりではありません。例えばフクダの家の全棟で標準採用している漆喰や食材塗料のような昔ながらの知恵は、施工に何倍もの手間がかかりますが、温故知新の精神で労力を惜しまずに採用します。また、新しいテクノロジーは積極的に採用していくものの、しっかりと観測→分析→設計→適用→観測→分析…といった工学的アプローチによって検証を続け、その裏付けをもってアップデートしていきます。

耐震性・耐久性

SE構法 × 長期優良住宅

人命・財産に対する責任

柱と梁で支えるラーメン構造のSE構法が生み出すのは、木造では不可能だった間仕切りや柱のない開放的でフレキシブルな空間。これまで、耐震性を確保する一方で開放感を犠牲にしなければならかった3階建てや狭小住宅におけるワンフロアーのワンルーム化も、高い構造性能(耐震等級3・耐風等級2)を確保しながら実現することが可能です。極力、耐震壁を外壁のみとし、柱も室内に設けず、明るく風通しの良い開放的な空間を実現し、将来の間取りの変更に柔軟に対応できるのも一邸一邸の構造計算を行う木造ラーメン構法(=SE構法)で可能となります。

安全と安心に対するフクダの取り組み
2000年
全棟構造計算「SE構法」を標準採用
2010年
長期優良住宅認定を標準採用
2011年
大船渡市のSE構法の家が東日本大震災の大津波に耐える
2012年
耐震等級3(最高等級)・耐風等級2(最高等級)を標準化
2016年
繰り返し地震動に耐え得るメカニズムが立証される
(熊本地震:前震M6.5・本震M7.3)
  • SE構法とは

写真:阪神・淡路大震災「1.17の記録」

SE構法による耐震等級3と長期優良住宅の安心感

1995年の阪神淡路大震災の教訓から、全棟構造計算による耐震強度設計を実施し、今後長期に渡って住み継いて頂くため、SE構法で建てる長期優良住宅を建物の基本性能としています。

耐久性・快適性

無垢無添加 × 脱VOC

住み手の健康に対する責任

室内の全ての壁と天井には漆喰(しっくい)を標準採用しています。また、合板やビニール製品などの化学物質を用いた新建材を排除し、「無垢フローリングの標準化」や「食材塗料の標準化」「市販塗料や接着剤の使用禁止」など、徹底した脱VOCを図っています。そして、空気質の根拠となるTVOC測定(パッシブ法・24時間捕集)を実施し、引渡し前の空気質が厚生労働省の指針値以下であることを確認し、安心してご入居頂ける環境をご提供しています。

健康に対するフクダの取り組み
2006年
無垢フローリングの標準化
2008年
無添加漆喰による内装仕上の標準化
2010年
ホウ酸による防蟻処理・木材保護処理の標準化
2012年
ベンガラと食材による室内塗装の標準化
2018年
24時間空気捕集によるTVOC測定の導入
2021年
TVOC測定の標準化
  • 無添加住宅

無垢材と漆喰、脱VOC施工による空気質

住宅の断熱性能の向上と共にますます高気密化が進む中、私たちは建材に使用されている成分を確かめ、シックハウスの危険性を持ち込まない確かな室内空気環境性能を実現しています。

省エネルギー性・快適性

ゼロエネ×全館空調

地域社会・環境に対する責任

これからの家づくりにおいては、「低燃費と快適性」を両立することが重要です。低燃費の実現においては、先ず太陽熱を上手く利用すること。更に、建物外皮の高い断熱性と気密性を確保することが重要です。これらによって、外気温に左右されにくい室内温熱環境を実現し、無暖房・無冷房でも冬は暖かいまま、夏は涼しいままの快適性が持続でき、最小限の太陽光発電によってゼロ・エネルギーを実現できるのです。私たちはこのような建物の低燃費性能がもたらすゼロ・エネルギー・ハウスを「リアル・パッシブZEH」として提唱しています。

環境に対するフクダの取り組み
2010年
パッシブデザインの導入・床下冷暖房システムの導入
2012年
1棟目となるZEH(ゼロ・エネルギーハウス)の竣工
2016年
パッシブZEH(低燃費性能+床下冷暖房+創エネ)を提唱
2017年
全棟シミレーション(日照・温度・光熱費)の標準採用
2022年
エネルギーの自立を目指した全棟「リアル・パッシブZEH」を標準化
2022年
PASSIVE HOUSE JAPANに加盟
  • Passive冷暖

リアル・パッシブZEHと床下冷暖房の導入

低燃費ながら快適に住まうための「パッシブデザイン」、無垢フローリングでも床暖房の心地良さを両立させる「床下冷暖房システム」の導入。そして、エネルギーの自立を目指した全棟「リアル・パッシブZEH」の標準化へ取り組んでいます。

003

ライフプランとLCCPの作成。
定期点検とカスタマーサポート。
体制による家守り・暮らし守り。

暮らしに寄り添う

家づくりのお考えの方にはライフプランをお勧めしています。また、初期費用だけでなく、30年先を見据えたライフ・サイクル・コスト・プラン(LCCP)を作成します。ご要望を最大限に実現するために、そして安心して末永く暮らして頂くためにとても重要なことだからです。また、アフターサービスは、お引渡し後から30年目まで、家守りスタッフが定期訪問させて頂きます(無料)。さらに、不意のお困り事について はカスタマーサポート担当が随時対応させて頂きます。 お施主さまと共に「家を守り、暮らしを見守る」ことができるのは、 私たちの喜びであり地域工務店の使命でもあります。

ライフプラン

LIFE PLAN ライフプラン・資金計画

家づくりは人生の一大イベントです。その資金計画を立てる前に、人生の4大支出(住宅支出・教育支出・セカンドライフ支出・生命保険支出)を今一度チェックしましょう。住宅支出はいつ終わらせますか?教育支出はいくら準備すればいいですか?セカンドライフ支出はいくら準備すればいいですか?生命保険支出は本当に必要ですか?
代表の福田と二人三脚で「100歳までのライフプラン・家計の設計図」づくりに取り組んでいただきます。

カスタマーサポート

MAINTENANCE 家守り|定期点検訪問

メンテナンスの行き届いた家の寿命は50年とも100年とも言われています。私たちがお約束している引渡後30年間の定期点検と長期メンテナンス計画においてもまだまだ序の口です。しかしながら「本当のお付き合いはお引き渡し後から」と言われるように、家づくりに関わった私たちが、私たち自身の目で点検を行うことは、愚直ながら大切な役割だと考えています。また、お引き渡し後のお客様の暮らしにおいて、些細なご不便や困り事の相談窓口として、社内にカスタマーサポート部門を設けています。私たちはこれらの仕組みを「家守り(いえもり)」と呼び、家づくり工務店の重要な役割として位置づけています。

定期点検訪問 [無償点検]

お客様の声 CUSTOMER VOICE

「申込時」「工事契約時」「引渡直後」「竣工1年目」「竣工10年目」の計5回。これは、アンケートを通じてお施主様の率直なご意見や感想を頂戴する回数です。期待や喜びの声を聞けるのは仕事冥利に尽きますし素直に嬉しいのですが、中にはお叱りの声を頂くこともございます。こらら全てのお客様の声を真摯に受け止め、スタッフ全員が新たな仕事の糧として取り組んでいます。

M様 奈良市

「そうだ、明日は天気がいいから家にいよう」と思える自分が一番いたい空間をつくっていただきました。友人も遊びに来ることが増えホームパーティーをひらくこともしばしば、あまりの快適さにリピーターも増えました。家の話題が中心になり、家が一番自分を表す名刺代わりになっています。この家を大事に育てて行きたいと思っております。

N様 奈良市

私たちはOBの方のお家を見学させてもらうことでたくさんのアイディアを参考にさせていただきました。ぜひ、今後家づくりをされる方たちに見学する機会を作ってあげてください。もちろん私たちの家をみてくださることも大歓迎です!今後も点検などでお世話になると思います。よろしくお願いします。

T様 西宮市

素敵な家をつくっていただき本当にありがとうございました。毎日、快適に過ごすことが出来ております。今後も、住んでいる中で生じた不具合などにつきましては、迅速に対応いただけると大変うれしいです。

S様 池田市

性能機能面は良いです。作り付けのソファー部分では毎日寝ています。室内は暖かく家が好きになりました!施主の希望をできる限りカタチにしてくれる工務店さんです。スタッフの一生懸命さがいいです。

H様 大東市

フクダLLDの事業活動や家づくりをアピールした動画配信がもっとあれば良いと思っています。みんなに知っていただきたいと思えるいい工務店です。

O様 高石市

フクダさんに決めるまで、何社かか回りましたが、福田社長に出会いビビッときました。元々、床下暖冷房と無垢にだけこだわっていた私たちですが、話を進めていくうちに、福田社長の家に対するこだわりを効きますます魅かれていきました。千知岩さんや篠原さんと打ち合わせを進めていくと自分たちが意外と自然が好きだとわかったり、手入れがあまり苦ではないことなど知らない自分に出会えました。素敵な工務店さんと出会えてことに感謝します。これからもよろしくお願いします。

フクダ・ロングライフデザインの
家づくりスケジュール
SCHEDULE

土地探し・物件探しの段階から、家の完成まで、
私たちはその過程をお客様と一歩一歩丁寧に進めていきます。

ホームページやお電話での問合わせの後は、是非セミナーや勉強会のご参加を兼ねて福島オフィスへお越しください。ただ、弊社はモデルハウスを持ち合わせていませんので、実際の建物の品質は完成見学会や構造見学会でお確かめください。土地や中古物件探しからスタートされるお客様には、福田工務店の不動産担当がクラウドサービスを用いてお手伝いさせていただきます。また、営業担当者を持たない弊社は、ライフプランの作成、住宅ローン会社の選定など、全て代表の福田がお手伝いさせていただいています。

そして、資金計画に見合った物件が見つかったら、いよいよ具体的な家づくりのスタートです。問診票作成から始まり、ヒアリング、プレゼンテーション、フィードバックへとお進みいただきます。その後の設計申込、工事契約、着工前準備、着工後の現場確認、完成お引渡し、家守りへと続きます。これらは全て、一級建築士事務所であるフクダ・ロングライフデザインと、宅建業と建設業を営む福田工務店が連携して取り組ませていただきます。

01

依頼先の選定

土地探しからの注文住宅や中古物件のリノベーションをお考えなら、先ずは気になる住宅会社の建物見学や勉強会、個別相談会に参加しつつ、巷に溢れている大量な情報の中から本当に必要な要素を取捨選択することが最優先になります。そして、依頼先との二人三脚で土地探しや中古物件探しを進めていければ家づくりは自ずと成功裏に導かれます。先ずはあなたの感性にフィットする依頼先の選定から始めてみてください。

02

個別相談会・ライフプラン

土地や中古物件探しのお手伝い、ライフプランや資金計画のアドバイス、建物のプランや概算見積りなど、全てはこの個別相談会からスタートします。また、この段階では漠然とした予算感も、ご家族それぞれの人生設計に基づいたライフプランニングを行うことで、土地や物件の取得費用、建物や付帯費用を不安なく進めていくことが可能になります。

03

土地探し・物件探し

これまでにも不動産のWEBサイト等でリサーチは進めてこられたと思いますが、具体的な敷地図面や物件間取り図の中に、ご自身が想定するプランを落とし込んで行くという段階です。また予算計画書も作成いたします。プランや予算計画書の作成をお手伝いいたします(無料)。パッシブデザインの効果や立地環境からのプラン影響の有無を、物件購入の検討段階からチーフプランナーの千知岩が検証させていただきます。

04

初回設計提案

土地や中古物件の買い付けに成功したら、初回設計提案に進みます。先ず、私たちの初回設計提案は「家づくりの問診票」と名付けたご家族分のヒアリングシートをご記入いただくことからスタートします。その「家づくり問診票」をもとに入念な「設計ヒアリング」を行い、「1回目のプレゼンテーション」→「フィードバック」→「2回目のプレゼンテーション」と理解を深めて頂きながら進めていきます。

05

設計契約と基本設計

初回設計提案を受けた後、プランと全体予算計画書をじっくりとご検証いただけましたら設計契約にお進み下さい。また、ステップ3で買い付けた土地や中古物件の売買契約のタイミングが重なるケースが多いのがこのステップです。そして、いくつかの住宅ローンの選定と、建物の工事請負契約の締結に向けた「基本設計打合せ(2回)」と「全体費用打合せ(2回)」を進めていきます。

06

工事請負契約と実施設計

建物の工事契約が整えば、住宅ローンの契約と実行の後に土地や中古物件の引渡しを受けます。また、内部の造作や家具、素材のコーディネート、住宅設備の仕様決定の打合せを終えていただきます。そして、これまでの全ての打合せに用いた最終図面の承認と、それに伴う変更差額代金を反映した「工事請負変更契約」取り交わしていただきます。

07

各種申請・着工準備

SE構法による全棟構造計算を実施し、自然災害から大切な人命と資産を守るという使命から、その構造計算においても耐震性能の最高等級3・耐風性能の最高等級2を標準としています。さらに、長期的な資産価値を担保するため長期優良住宅の認定を取得します。これらの手続きが済めばいよいよ工事のスケジュールが確定しますので、地鎮祭を執り行い近隣へのご挨拶を同時に済ませていただきます。

08

着工からお引渡しまで

これまで図面でしか存在しなかった家づくりがいよいよ実際のカタチとなって現れてきます。最終図面を設計図書化したものを事前にお渡ししますので、工事進捗段階に沿って合計4回の現場立ち会いでしっかりご確認ください。また、自社だけでなく3回の瑕疵検査と1回の完了検査の合計4回の公的な第三者検査によって品質のダブルチェックを行い、その受検結果を「瑕疵検査報告書」として提出させていただきます。

09

家守り(アフターサポート)

入居後3ヶ月目に初期点検を実施させていただきます。このタイミングで光熱費と温湿度計測(HEMS設定)がスタートしますので、その実測データを元にした快適・省エネで暮らせるリアル・パッシブZEHの暮らしをアドバイスさせていただきます。その後、私たちは30年目まで無償で継続定期点検を主体にした家守り役として徹して参ります。末永くお付き合いいただけますようどうぞよろしくお願いいたします。

家づくりで大切にしていること

土地探し・物件探しの段階から、家の完成まで、
私たちはその過程を最も大切にした家づくりを進めていきます。

私たち地域工務店の家づくりは、建築家に任せる作品住宅とも、ハウスメーカーがカタログ販売する商品住宅とも違った、一人ひとりのご家族としっかり向き合って建て・守る責任を負っています。

家づくりに抱く不安や心配を低減させるために「プロセスを共有する」こと、建物の性能や品質、将来のアフターメンテナンスを「可視化する」こと、そして次世代にも受け継がれる「確かな技術を用いる」こと。

私たちは、この理念を貫いた家づくりをお約束します。

PROCESS

プロセスを共有する PROCESS

BIMやVRなどのツールで
家づくりの過程を共有する。

ほとんどの方にとって家づくりは初めての経験です。お客様にも家づくりにご参加いただくために、フクダでは設計段階でも具体的な空間をイメージしていただくためのツールである「BIM」や「VR」を採用し、スケジュールや打合せ議事録などもスマートフォンでリアルタイムでご確認いただけます。私たちつくり手にとっての「いい家」と、お客様にとっての「いい家」が異なるものにならないように、フクダは常にお客様とプロセスを共有します。

VISIBLE

家づくりを可視化する VISIBLE

目に見えないものこそ
しっかり見える化。

耐震性や快適性、低燃費や空気質など、家には目に見えない要素がたくさんあります。そこで、フクダでは建物が持つ性能を見える化するために、様々なツールを導入しています。設計の進め方や品質管理の手順を「生産工程シート」と「品質管理チェックシート」にしてをお客様と共有し、施工が始まってからはWEBカメラでリアルタイムで現場の様子をご覧いただけます。長期にわたる基礎工事や木工事の様子もタイムラプスで鑑賞できるので、ご家族全員で家づくりを体感していただけます。さらに、設計段階から30年のアフターメンテンス計画やライフサイクルコストをまとめたシートを通じて、入居後の未来も見える化します。

TECHNIC

確かな技術を用いる TECHNIC

アナログもデジタルも、
検証を重ねて技術を採用。

人命・財産を守るための技術、住み手の健康に配慮する技術、地域社会・環境に寄与する技術をフクダの家づくりの「基幹技術」と位置づけ、不易流行の観点から積極的に検証・採用していきます。技術と言っても最先端のものばかりではありません。例えばフクダの家の全棟で標準採用している漆喰や食材塗料のような昔ながらの知恵は、施工に何倍もの手間がかかりますが、温故知新の精神で労力を惜しまずに採用します。また、新しい技術にもすぐに飛びつくのではなく、しっかりと観測→分析→設計→適用→観測→分析…といった工学的アプローチによって検証を続け、裏付けのある技術のみをアップデートしていきます。

土地探しから家づくり
「注文住宅」

プランはもちろん設備や素材まで自由に選択できる完全フルオーダー方式の注文住宅、また設備や素材などの仕様に一定のルールを設けたセミオーダー型の注文住宅。そのどちらも耐震性や断熱性能などの基本性能を変えることなく、ライフスタイルやご予算に応じてお選びいただけます。

フルオーダー

坪83万円〜(税別)

土地情報を見る

セミオーダー

坪73万円〜(税別)

土地情報を見る

物件探しから家づくり
「リノベーション」

中古戸建ての場合、構造躯体の耐震性や劣化状況をホーム・インスペクションの綿密な調査を行い、どの部分を優先的に改修すべきかの計画を立てます。一方、構造部分を変えることの出来ない中古マンションの場合、主に断熱性能の強化や空気質の改善など機能面の向上をご提案致します。

マンション

空気室・温熱環境の改善
による資産価値の再生

物件情報を見る

戸建て

ホーム・インスペクション
を伴う本質改善のご提案

物件情報を見る

「いつまでも愛おしい暮らし」
「日常の何気ない幸せ」

家づくりや家守り、ハードとソフトの両面からロングライフを見据えているからこそ、そこに暮らすご家族が、愛おしい暮らし、何気ない幸せを感じることができるのだと考えています。

そして、それを支えるのが、代表・福田の「永遠の家」への理想に由来し、ロングライフをデザインする設計工務店「フクダ・ロングライフデザイン/福田工務店」の使命だと自負しています。

もう少し詳しく知りたいと思われた方は、資料請求から、相談会から、イベントの参加から、どんなスタートでも結構ですので、どうぞお気軽にお申し込みください。

福田明伸

千知岩賢二

松尾伸二

田中桂

鳴瀬加奈子

大塚洋一

安岡仁

大橋咲良

宮嶋遥

今西綾香

孫田麗

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