vol.5 住まい編|漆喰のお手入れ方法「壁汚れ編-その2-」

2017年6月15日更新

漆喰のお手入れ方法「壁汚れ編-その2」

どのような壁でも必ずといっていいほどあるキッチンまわりの汚れ。

珈琲の水滴を飛ばしてしまったり、料理の汁を飛ばしてしまったり…と生活をすれば必ずでる壁の汚れのメンテナンス方法をお伝えします。

写真はあえて珈琲を漆喰にかけてみました!

どのようになるのか楽しみです!



シミなど少し頑固な汚れ

準備するもの

  1. クエン酸(少々)
  2. スプレー容器(100円均一など)
  3. 筆(100円均一の絵の具用でもOK)
  4. 補修用漆喰
  5. 紙コップ(補修用漆喰を入れる)

補修方法

その1|このように染み込んだ汚れは、前回お伝えしたようなカッターで削るとなると広範囲になるのでオススメしません。

このような場合は、まず水にクエン酸を混ぜてクエン酸水を作ります。

「分量は、、、適当です!」笑

「保存ができないので、必要な分だけ作って下さい。」


その2|汚れた部分に《その1》で作った漆喰水を吹きかける

「クエン酸水と漆喰が化学反応して、少し生臭い匂いがしてきます…」
「乾燥すれば、匂いはなくなりますのでご安心ください!」



その3|何度かクエン酸水をふりかけます。染み込んでいないシミであれば、この段階で消えます。頑固な汚れは、時間を置いて何度かクエン酸水をふりかけ続けます。

クエン酸水を漆喰の壁にふりかけると化学反応で少し漆喰が溶けたように表面がテカテカしてしまいます…

左)ほとんど気にならないくらシミが薄くなりました。
右)少しテカテカした写真です。わかりにくくてすみません…汗



その4|完全にシミが消えなければ、水に溶いた補修用漆喰をシミの部分に筆で上塗りします。その3の右の写真のようにテカテカした部分にも筆で補修用漆喰で上塗りしてください。1度塗りでは、シミが隠すことができなかったら、乾かしながら何度か上塗りを続けてください。

「補修用漆喰と水の分量は…適当です!」「大体、絵の具と同じような硬さが一番塗りやすいと思います。」

左)薄っすらとシミが見えていますが、何度か漆喰を塗り重ねてください。





完成|1日乾燥させれば、ほとんどシミはわからなくなりました!

クエン酸水をふりかけたときのあの独特な匂いは乾燥するとなくなってます!

 

意外に簡単ですのでちょっと時間があるときに子どもたちと一緒に家のお手入れをしてみませんか?



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