営業企画チーフ兼8HATIデイレクターの出来です。
今回の完成見学会では、先月開催した完成見学会に引き続きインテリアコーディネートを担当することになりました!
今回のテーマは、春のちいさなお茶会
“桃花笑春風”です。

お茶の時間は万国共通、老若男女問わず日常生活に必要不可欠な大切な時間です。
今回のテーマは〝春のちいさなお茶会″。
タイトルの〝桃花笑春風″は直訳でない方の「人々が去っていったあとでも、春は自然に巡ってくる」の方が揺るぎない感じがして好きです(直訳の意味については、よろしければ検索してみてください)
当社のWEBマガジン“KAMAKULANI”に記した“旅するcarbon台北の旅”

本場で味わった台湾茶に魅了されてから暮らしに変化が起こりました。自宅に友人が来ると、珈琲や紅茶に甘いモノというおもてなしが、台湾茶とお茶請けも加わり特別な時間をより楽しもうと準備もワクワクします。

茶葉のお話や、器や所作を楽しむために気になった中国茶・台湾茶のW.Sを見つけるとよく参加しています。「お茶」の文化はどのジャンルも奥が深くて、背景にある歴史の話まで興味深く聞き入ってしまいます。
昨年、台湾茶の先生がフランスのリュベロン地方を訪れ、蚤の市で見つけた器を茶席のコーディネートに使用されていました。それは元々急須ではなかったのですが、台湾茶の器と調和し、全員が引き立て合う素敵な空間になっていました。

その3か月後、同じ場所に訪れていたのに買付に集中していて、茶道具になるモノなんて発想すらありませんでした。モノを探す視点を変えるともっともっと素敵なモノと出合えるのですね!先生、ブラボ!です。
まだまだ知識は薄っぺらいですが、ときどき集まる友人たちとわちゃわちゃしながらお茶の時間を楽しむようにしています。ご自宅のダイニングテーブルで気軽にやってみようかな~と思って頂けたらとっても嬉しいです。

台湾茶の話からは少し逸れてしまいますが、タイトルの「桃花笑春風」は日本の茶室で見た掛け軸。茶人・木村宗慎さんが総合監修される茶道教室に通っていた時、茶室に飾られる植物、文字や絵で情景や季節を感じて、研ぎ澄まされた空間に身をおくことがホントに心地よかった。お茶の室礼とは、大きい括りでインテリアを凝縮しているような気さえします。
そんな難しいことはさておき、春の風を感じながら気軽に一服しませんか?
コーディネート デキシノブ