こんにちは。
あっという間に年末ですね。
あと半月で今年が終わるなんて、いまだに信じられません。
12月から3月にかけて、定期点検ラッシュが起こります。
年末や年度末のお引き渡しが比較的おおいことにも起因しているのですが、いただいた日程がすでに埋まっていることも多く、ご迷惑をおかけしております。
ただ、真夏や真冬は室内外の寒暖差が大きいので、外気が及ぼす問題点にも気付けやすいのはこの時期にお伺いする大きなメリットかなと思います。
今回は、定期点検でよくお伺いする、室内建具の動作不良に関するお話です。
建具側に問題があることももちろんありますが、建具にはスムーズに動かすための部品が入っています。
これが使っていくうちに少しずつ力に負けて緩むことで、建具がいつの間にか床に擦ってしまうようになったり、重たくなってしまったりします。
通常の使い方でも緩んでくるものなので、大問題がおこっているのでは？！と不安にならなくても大丈夫です。
〈開き扉〉
開く方（戸先）がフリーになっているため、下がってしまうことがあります。
根本側の上部を少し締めると下がった戸先を戻すことができます。
調整ができる建具には、固定ネジの他に調整ネジがあります。
〈引き戸〉
上吊の場合扉の上に、その他の引き戸（サッシも含む）の場合は下に、戸車という部品が入っています。
戸先側から見ると、ドライバーで調整できるのがわかるかと思います。
薄くですが、右↔︎左、上↔︎下と書いてありますので、少しずつ回して調整します。
と、書いてはみたものの、扉の種類も蝶番の種類もたくさんあって、ここでは書ききれないな、、、と思っていたところ
下記のように、扉や金物の調整方法をメーカーがきちんとまとめてくれていました！！
なんとなく建具に不調が見られるな、、とおもったら、一度動画もご覧になってください。
もちろん、メーカー違いで少々勝手の違うものもあるかと思いますが、考え方はおおよそ一緒です。
〈KAMIYAチャンネル〉内、【扉メンテナンス】で検索
〈スガツネチャンネル〉内、「調整」で検索
https://www.youtube.com/@SUGATSUNEKOGYO/search?query=%E8%AA%BF%E6%95%B4
上記はしっかりと直されていますが、私がおもうポイントは、少しずつ調整することと、やりすぎない（完璧を求めすぎない）ことです。
スライド蝶番の場合は、３Dにうごかせたりするので、あれやこれやと触ると扉が捻ってしまう可能性もあります。
床に擦らなければOK、扉が軽くなればOKくらいの思いで調整いただければと思います。
なれてきたら、少しずつシビアな調整にトライしてみてください。
なお、点検や訪問の際に、ついでに調整も可能ですので、事前にお声がけいただければ幸いです。
直近で訪問させていただいた2邸です。
雰囲気は違えど、小物使いが可愛く暮らしもお家も大切にされているなと思う、素敵なお家でした。
お時間頂戴しまして、ありがとうございました。
また、お顔を拝見できるのを楽しみにしています。
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