こんにちは。

急に寒くなってきて皆様体調崩してないでしょうか。

私は絶賛体調を崩しております。

お体ご自愛ください。

さて、今回は弊社元スタッフの濱崎さんに実測データの提供をご協力いただけましたので、今年の夏の代表的な日の実測結果を見ていきたいと思います。

こちらが外気温と室内温度、冷房の消費電力を並べたグラフになります。

夏に最高気温が38℃程度になる日を見つけて、その前後を見ています。

それぞれの折れ線グラフが各部の温度を表しており、下部にある青い棒グラフが冷房の消費電力を表しています。

1階温度はLDK、洗面脱衣は1階LDKに隣接した部屋です。2階は吹抜で1階LDKと繋がっている空間です。

この冷房はパッシブ冷暖（床下暖冷房）の消費電力を表しており、日中に外気温が高くなるタイミングに合わせて増加する傾向がありました。

外気温が上がると室内との温度差が上がり、エアコンに負荷が増えていくため、消費電力が増加していっています。

特徴的だったのは、2階の温度が結構外気温に左右されている箇所です。

1階と洗面脱衣は概ね26℃から高くても28℃を少し超えるくらいですが、2階温度はちょうど1階と外気温の中間あたりを行ったり来たりしています。

元々2階はパッシブ冷暖の空調エリアではありませんが、やはり中々外気温に引っ張られていますね。

2階はほぼ使用していない空間ですが、1階の体感温度に少し影響があるのかなと推測します。

冷房の消費電力ですが、前述の通りこちらはパッシブ冷暖による冷房の消費電力を計測しています。

1時間ごとの消費電力を測って並べていますので、1日に24個の消費電力データがあります。

一番消費している日で約7.6kWhの消費量でしたので、¥30/kWhとすると、¥228の電気代がかかってくる計算になります。

ただ濱崎様邸は太陽光発電も搭載しているため、日中の消費電力はほぼ発電した電気で賄えてしまいますので、実質の電気代はその半分以下です。

濱崎さんとこのグラフと体感具合を確認させて頂き、2階のエアコンを補助的に動かす方法なども提案しながら快適な生活を一緒に模索させていただいています。