淡路での出会い

2024年9月27日更新

以下の理念は、初回設計提案時に毎回お伝えしている「家づくりの理念」です。

将来避けることが難しい地震で建物が痛む心配がなく、
毎年のように上陸する台風対策も万全。
30年以上の風雨や紫外線にも耐えうる屋根や外壁で経年劣化の懸念も少なく、
長期に渡って再調達可能な素材で家じゅう出来ている。

日々こんな理想的な家づくりを模索しています。
「ロングライフをデザインする」
この理念が、私たちの家づくり・家守りの源です。

言語化すると、格好いいとかモダンだとかは無縁ですね(笑)。
もちろん、ロングライフデザインのためには、いつまでも廃れない優れた意匠性が求められます。

また、工務店は本来地域に根ざしたローカルエコノミーの一員です。
どんなテクノロジーや最新の知見を用いたとしても、地域の材料を使い、地域の職人に共にある、家づくり・家守りであるべきだと考えています。

そんなことばかりを考えている折、志を同じくするHouse for Localの面々と淡路島を訪ねて来ました。
目的としたのは、土と漆喰、瓦とタイル、それぞれの製造元。また、淡路を拠点に活躍する設計事務所さんの訪問です。

近畿壁材の浜岡社長、大栄窯業の道上社長、平日のご多忙の中にも関わらず大変にお世話になりました。
また、ヒラマツグミの平松社長においては、我々同業他社をご自宅までご案内頂き感謝しかありません。

お陰様で、漆喰や左官が新しい可能性を持っていること、瓦の意匠性を見直せば屋根材として理想的であること、これらをロングライフデザインという観点から再認識する事ができました。

淡路という地で純粋にモノづくりに向き合う素敵な方々との出会いから、私たちフクダ・ロングライフデザインの将来像もちょっぴり描けたように思います。
皆さん、本当にありがとうございました♪

 

※ヒラマツグミ
http://hgumi.net/index.html
※大栄窯業
http://www.daieibrand.com
※近畿壁材
https://www.kinkikabezai.com

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