こんにちは。
営業企画の濱崎です。

前回のブログはこちら
→「ライフプランニング②」
https://www.fukuda-lld.jp/blog/?p=46824

今回からは、「実施設計打合せ」についてお伝えしていきたいと思います。

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■2022年5月14日　実施設計打合せ①【構造・外構】（オンライン）

家の構造や間取りを決める「基本設計」を終え、
建具や設備・造作・展開図の確認など、家の内装に関わってくる「実施設計」が始まります。
基本設計までは設計チーフの千知岩さんと設計の鳴瀬さん2人が打ち合わせに参加しておりましたが
実施設計からは、設計鳴瀬さんのみの打ち合わせとなります。

■打合せ内容 

【窓】 

・位置
・大きさ
・ガラスの種類（透明・型板）

【間仕切壁】 

・間仕切壁の位置
・有効寸法

【室内建具】 

・建具の位置
・種類（引戸・開き戸）

【外構】 

・駐車方法
・車の寸法
・建物配置や玄関へのアプローチ 

上記の項目が図面通りでよいかどうかや、再度調整したい箇所の確認をします。

【窓】洗面所の窓

洗面所には、ふかし壁を施すため洗面ボウル・水栓の位置決めをしつつ、ふかし壁の高さも検討が必要となりました。
ふかし壁の高さに伴い、洗面所の窓の高さをふかし壁のTOPにぴったりくっつけるのか、それとも少し離れていた方がいいのかも考えなければならなくなりました。

一般の設計に携わったことがない人では気が回らないようなサイズの問題。
使い勝手が良いサイズ感はもちろん、見え方の美しさやバランス感覚は、設計士さんのような方でしかわからないような気がします。
後日、設計鳴瀬さんから提案していただき、ふかし壁のTOPより少し離れた位置に窓がくるように位置決めをしました。

【窓】リビングの一番大きな窓

こちらの窓は2600×2230mmの引き違い窓です。
結構重いため、開閉時に力がいるそうです。
アシスト取手の取り付け、開閉時を楽にする方法があります。
しかし、取手が少し主張するので見た目を気にされる方は、検討が必要です。
濱崎家は老後のことも考えアシスト取手を採用しました。

【室内建具】寝室とリビングを間仕切る建具

寝る時は、光を入れず真っ暗な状態で寝たい派です。
電化製品の小さな光も思っている以上にストレスに感じているらしく、気になったら入眠に時間がかかってしまいます。
でも、障子のように自然な光がふわ〜と入ってくる分には素敵なのかなと想像していました。
障子の場合は、子供が幼い時期だと絶対に破られる！！！
採用するのは難しいだろるな〜と思っていたところ
「タフ・トップ」という商品があると提案してくださりました。

▼参考画像：ワーロン　タフ・トップ
https://www.warlon.co.jp/product_cat/newtoughtop/

タフ・トップは、破れにくく、水に濡れても強い強化障子紙です。
これなら、いい感じの建具になるかもしれないと思いました！
その後、施工された建具を見てから検討することになり、結果的にはラワン合板の3枚引き戸の建具に決定しました。
（ちなみに、この建具のみ床にレールがある引き戸です）

【室内建具】キッチンとダイニングを間仕切る建具

こちらは上半分が強化ガラス、下は木製になった建具にしようと思っていました。
ガラスが入っているため、普通の建具より重さがあることと3枚扉になるということもあり、吊り戸にするかどうかの検討が必要です。
結果的には、お掃除のしやすさを優先して3枚連動の吊り戸に決定しましたが、住み始めて気づく問題も色々とでてきました（汗）
吊り戸にするメリットは床にレールが無いためお掃除がしやすい点と、床がひと続きになり見た目が美しいという点。
デメリットは戸袋に扉を収める時に、戸袋の手前でゴツンと当たってしまい、扉が傷ついてしまう点。
1年点検の際に、戸あたりをつけていただきました！
こちらを立てればば、あちらが立たず…どちらもメリット・デメリットがあるのでその場の判断で決めていくしかありませんね（汗）

【外構】 駐車方法・建物配置や玄関へのアプローチ 

図面のように、当初は自転車3台と車1台の想定でした。
しかし、主人の車を2台駐車できるようにしたいという想いが強いため
最終的には、こちらの図面とは全く違うプランへと変更する方向性となりました。
外構打ち合わせも今後行うので、その間でプランを固めていければと思います。

このように、ひとつ一つ確認・検討をする打ち合わせが続きます！
もちろんお施主様それぞれで間取りや構造によって窓の数や建具の種類なども多くなり、考えることがとても多いかと思います。
限られた時間の中で、多くのことを決定していくことは大変ですが、注文住宅で建てる楽しさもあります♩