家守り/不動産の安岡です。

お宅の維持管理として10～15年ぐらいのスパンで外壁塗装をすることが多いですが、実際に塗装をするとイメージ通りにはいかず少し納得がいかない結果になることもしばしば。 

・外壁色の決める際の注意点

外壁の色を決める際は基本的に色見本を参考に色味を決めていくことが多いですが、イメージ通りに仕上がらない事があるのはなぜでしょうか。

これは「面積効果」という現象が原因で、同じ色にもかかわらず面積の違いで、見た目の濃さや明るさなどが違って感じてしまうからです。
また色見本のサンプルが、周辺を白で囲ってある場合が多いというのも要因の一つで、白で囲われた色はより鮮やかに見えるため、面積効果と同様に勘違いを引き起こします。
外壁の仕上げによっては凹凸があり影ができることがあり少し暗く感じることもあります。

・配色のバランスを重視する

外壁において樋等の付帯物の色味も外観のポイントとなります。
付帯物とのバランスも考えて配色することにより、一体感のある外観になります。
一般的には外壁色や屋根の色味に合わす方が多く、付帯物を近くの大きい面積に飲み込ませ一体感を持たせる方法を取ります。

また周囲とのバランスもとても重要で、色味によっては景観から浮いたお宅のように見えるので立地も含め周囲の雰囲気も確認しておくと良いでしょう。

外壁塗装をお考えの方のご参考になればと思います。

以上、家守り/不動産の安岡でした。