こんにちは　工務部　大塚です。

先月末で自邸の完成、入居から丸1年が経過しました。

感覚としては「もう1年経った⁉」

あっという間でした。こんな調子で5年、10年なんて、すぐなんだろうな…

あっという間ではあったものの、365日の生活はあった訳で、
日々の暮らしの中でこの家だからこそ得られた気づきなどを【備忘録的ダイアリー】として振り返ってみたいと思います。

公式のブログに極めて個人的なネタを綴ってしまいそうですが、
なるべく客観的な視点でお伝えし、何かの判断基準や価値観の共有できるものになるよう努めますので、暫しお付き合いください。

暮らしを語る前に、まずはその背景を話させてください。

この場所に住まいを構えることになった1番のきっかけは子供の誕生でした。

私も妻も田舎育ちで実家は三世代同居がほぼ当たり前の地域で、
いわゆる昔ながらの濃いご近所付き合いのある、良くも悪くもそれが当たり前の環境で幼少期を過ごしました。

実際過ごしたのは高校生までですが、その頃になると地域との関係性もやや薄れてくるので幼少期と書かせてもらいます。

なので、家はその家族単体だけで成り立つものではなく、ある地域を形成する一部みたいな感覚があり、
隣り近所との関係を持ちながら存在するものだという意識が擦り込まれているんだと思っています。

自分と同じように子供たちには「実家」というものを作ってあげたかった。
私たちの時代とは当然違った形になるでしょうが、地域との関係性が築ける形の生活となると
マンションではなく戸建て（それも賃貸ではない）という選択になるのは必然でした。

では、それはどの場所なら実現できるのか？

これから土地探しの迷走がはじまります。

続きはまた次回へ。