もうすぐ4月です！
みなさまいかがお過ごしですか？
カスタマーサポートの宮嶋です。

3月の終盤に定期点検がたくさんありました。
1年点検ばかり３件です。
1年点検時は設備の初期不良とメンテナンスがメインになります。
すでにメンテナンスレクチャーを受けていただいている場合はこの1年で直せなかったところを、レクチャーがまだの場合は説明をしながら直していきます。

生活していると色々な汚れが発生しますし、メンテナンスの方法も１つではありませんので、どの汚れにどの落とし方が適切なのか、知識と経験を少しずつ蓄積していっています。

さて今回は、「コーヒーをかけてできてしまった漆喰のシミ」、「杉無垢材についたお散歩帰りのワンちゃんの足跡」です。
漆喰の汚れの落とし方は、クエン酸水をかけるか、削り落とすか、上塗りするか、の３つくらいです。
一番手間がかからない、クエン酸水から試します。
このクエン酸水、手垢やワンちゃんが擦り付けた体の汚れは綺麗に取ることができました。
いざ！

【補修前】

【補修後】

取れました。
綺麗です！

削ると漆喰の粉が出ますし、上塗りをしようとすると漆喰を練らなければならないので、クエン酸で取れると手間が少ない！
少量のコーヒーはクエン酸で取れる、ということがわかりました。
（盛大にかけてしまった場合も取れた、とお伺いしたことがありますので、期待大です。）

次に、ワンちゃんの足跡です。
砂や皮脂も混じっていそうです。

無垢材の汚れを落とす方法としては、水をつけたスポンジで擦るか、クリーナーをつけて擦るか、削るかの３択くらいです。
（アルカリと色素が反応している場合はクエン酸水で中和、金属反応を起こしている場合は削りましょう。）
今回も漆喰同様、最も手間が少ない「水をつけたスポンジで擦る」方法から検証です。
フローリングのピースに水を垂らして、ピース全体を木目に沿って擦ります。
力をそんなにかけずとも、水が濁って黒っぽく…
綺麗なウエスで拭き取ると、、綺麗！
乾いた木材と濡れた木材では色味が違うので比較しにくいですが、汚れはしっかりと落ちました。
あとは乾かして、オイルで保護すれば完成です。
ごめんなさい、アフターの写真はありません。

お施主様と「落ちましたね！」「これで取れるんですねー！」と喜んでいたら、事後の写真を撮り忘れてしまいました…

しっかりめにオイルを入れていただければ、汚れがつきにくくなります。
また、きぬかには汚れおとしの効果もありますので、きぬかで汚れおとしとオイルメンテをしていただければ綺麗を保ちやすくなると思います！

ウッドデッキから直接入れる掃き出し窓付近、階段や出入り口など、集中してよく踏まれる箇所は重点的にメンテナンスしていただけると◎
また、食べ物をこぼして水拭きをよくする箇所などは他の部分と比較すると毛羽立ちが出ているかもしれません。
気になる場合はオイルを塗る前に細かめのサンドペーパー（400番以上）で軽く整えてから塗られると足触りが良くなりますよ。

簡単です！ぜひお試しください！