こんにちは。設計の田中です。

昨年6月に引っ越しをしてマンションに住んでいるのですが、
ほぼ真南向き（東西15度位内）の日射の影響を日々感じています。

おおよそ夏と冬をリビング周りと寝室のエアコンのみで過ごしていますが、
現状での電気代（使用量）がでてきました。

エアコン設定

リビング冬：概ね22℃（朝〜夜）
リビング夏；28〜9℃（朝〜夜）

寝室冬：19℃（就寝時）
寝室夏：28℃（就寝時）

子供と猫がいるので、稼働時間は長めかもしれません。
また、効率のよいエアコンではないのでその分使用量は高めかもしれません。

で、結果が以下のような感じです。

ちなみに6月分は引っ越してから半月程度なのであまり参考になりません。
11月あたりを見ると、だいたい暖冷房を使っていない月が250kWh前後なので、
それを超える分が暖冷房での使用量かとざっくり推測できます。（給湯はガスです）

まず、冬より夏の方が消費量が大きい事に驚きました。
実際の使用感としても冬の寒さよりも夏の暑さの方が制御が難しいと感じています。

南面開口にはバルコニーがついているのですが、そこそこ奥行きがあり、
上階のバルコニーが庇の役割を果たすため日射遮蔽としてはかなり機能しています。
実際に夏場日射をかなり遮ってくれる事は住みながら確認しています。
恐らくはバルコニー等の駆体（コンクリート）部分に当たった日射が
床や壁に伝導してきているのではないかと思っているのですが、、、
これってマンションの構造上各世帯では改善が難しそうな気がしています。
コンクリートの熱伝導率が1.6w/m2kに対して天然木材は0.12w/m2kなので、
部材としては約13倍くらい熱が入りやすいですし。

とりあえず自宅の外皮計算をまだできていないので、早くやろうと思います。