こんにちは。
カスタマーサポートの宮嶋です。
昨年より、1年から5年までの定期点検を担当させていただいております。

1月から3月は一年の中でも比較的定期点検が多めになっていて、せっかく日程をいただいても、
すでに埋まってしまいまして、というご案内をしなくてはならないことも・・・
ご迷惑をおかけしております！
数ヶ月ずれても、点検には無償でお伺いしますのでどうぞよろしくお願いします！
今年も毎週のように、どこかしらのお施主様宅へお伺いしてお話を伺っています。

今回は私が担当していない、１０年以降の点検についてです。
竣工10年から30年まで5年ごとにお伺いいたします。

【10年点検】
コーキングやFRPトップコートの劣化が始まり、場合によっては
メンテナンス工事が必要になるタイミングです。
新築の瑕疵保険が切れてしまいますので、
延長を行わなければ災害を伴わない雨漏り等に関しては保証されなくなります。
第三者機関による構造（傾きや床下、小屋裏）と防水の点検を受け、
劣化が指摘されたコーキングや防水のメンテナンス工事を受けていただければ、
５年間の瑕疵保険延長が可能です。
その他にも、10年間日光と雨を防ぎ切ってくれた屋根も登って目視にて確認をします。

【15年点検】
タイミング的にこの時期を挟んで設備に問題が生じることが多いです。
お引越し時に家電等買い替えられた方はそちらも含めて故障や買い替えが発生します。
トイレ（ウォッシュレット部分）、エアコン、冷蔵庫、水洗各種。
この辺りが怪しいでしょうか。
また、15年から20年の間で外壁・屋根塗装、コーキング工事の時期が来ますので、
劣化の度合いも確認させていただきます。
新築から続いてきた瑕疵保険も、メンテナンス工事を行えば5年間の保証に入ることが可能です。
15年を1日でも過ぎるとメンテナンス工事だけで延長瑕疵保険に入ることができなくなってしまいます。
タイミングを逃さないよう、早めのご案内をさせていただきます。

【20年点検】
外壁・屋根塗装、コーキング工事などの大規模改修を実施していただく時期になります。
劣化が進むと素材そのものからやり直しをする必要が出てくる、
雨漏りしてしまうと構造材が痛むことがあるなど、
より大きな費用をかけて修繕工事を行わなくてはならなくなります。
20年目までに所定の塗装・防水工事を行なっていただければ、
20年目から10年間の瑕疵保険に入ることが可能です。

【25年点検】
20年目までに改修工事を行なった物件に関しては劣化具合の確認を、
改修工事を行わなかった物件に関してはメンテナンスが必要な箇所と構造材にまで
影響が及んでいないかの確認をさせていただきます。

【30年点検】
20年時点で大規模改修を行なっていただいている場合には、
劣化が進みやすい箇所のコーキングや塗装の状態を確の上、
メンテナンスが必要な箇所をお知らせします。
大規模改修なしの場合には、25年点検時と同様に、劣化が構造まで進んでいないかの確認を行います。

SE構法であれば、内側はかなりフレキシブルに変更することが可能です。
構造部分をメンテナンス工事でしっかりと守り、内部はライフスタイルの変化に伴って変更して、
是非次世代を跨いで快適に安全に暮らしていただければと思います。