こんにちは。
カスタマーサポートの宮嶋です。
暮らしていてとっても困る、住宅設備の故障に関しての第二回目です。

1回目では、どこに連絡をするか？ということについてでした。
2回目は、お問い合わせいただく際に、おさえておきたい情報をお知らせします。

工務店やメーカーとの連絡で情報が行ったり来たりするとそれだけで時間がかかってしまいます。
いくつかの情報をまとめてお伝えいただくだけで、対応までの時間がぐんと短くなります！！

１）故障箇所の品番

２）故障箇所の状態や思い当たる原因

３）緊急時の連絡先や連絡がつながりやすい時間帯

４）訪問可能な日時

５）費用の心算

１）故障箇所の品番

　　これがわからないと、部品の用意ができません。
　　便器と便座は品番が違う場合もあります。
　　周辺の英数字なども併せて写真に納めておくと、問い合わせの際に慌てることもありません。
　　ユニットバスの場合は、扉付近についているシールに
　　シリアルナンバーがフラれているケースがほとんどです。
　　この番号で水栓の品番から大きさ、パネルの種類など全ての情報がわかるようになっています。
　　また、15年くらい経過した製品の場合、製品の製造が終了し部品の製造も終わっているということが稀にあります。
　　その場合には設備の交換が必要になるのですが、
　　そんな時も既設製品の品番がわかれば代替品の判定がスムーズになります。

２）故障箇所の状態や思い当たる原因

　　メーカーメンテナンスの場合は、来てもらわなければ修理内容が確定しないことがほとんどですが、
　　症状によってはある程度の目星をつけることができます。
　　例えば、お風呂のポップアップ栓が故障した際に、
　　「何もしていないのに使えなくなった」のと「開いている時に踏んでしまった」
　　のでは交換する部品が異なる場合があります。

３）連絡がつきやすい番号やつながりやすい時間帯

　　「木曜日の14時以降」や「平日午前NG」など電話がつながりにくい（逆につながりやすい）
　　日時を事前にお伝えいただくと、スムーズです。

４）訪問可能な日時

　　平日調整可、土日のみ、10時から14時までの間であれば在宅など、
　　細かくても結構ですので、ご在宅の状況を教えていただけますと訪問日程調整がしやすくなります。

５）費用の心算

　　なんとなくでも、どれくらいかかるのかは知っておきたいですよね。
　　メーカーメンテナンスの場合は出張費＋技術料＋部品代が必要になります。
　　電話での日程調整の際に症状を伝えて、概算金額を教えてほしいと言えば教えてもらえます。
　　（ただし、必要な部品が増えた場合は増額の可能性があります）
　　おおよそですが、調整だけで済んだ場合は15,000円程度から、
　　部品交換等があった場合は30,000円程度からといった具合です。

　　下記は各メーカーが出している、修理費用目安金額です。

TOTO：https://jp.toto.com/support/repair/meyasu_ryoukin/
LIXIL：https://www.lixil.co.jp/support/repair-cost/
Panasonic：https://sumai.panasonic.jp/support/repair/ryoukin-meyasu/

　　弊社へのお問い合わせの場合
　　（修理・不具合対応に関してはお施主様のみとさせていただいております。）は、状況によりまちまちです。
　　例えば、弊社スタッフで作業可能な軽作業（簡単な漆喰補修など）の場合、
　　半日作業で5,000円〜8,000円＋材料費と設定させていただいております。
　　電話でのアドバイスやメーカーメンテナンスへのお繋ぎなどの場合は、
　　お費用はいただいておりませんので、まずはお気軽にお問い合わせいただければ嬉しいです。

2回に渡り長々とお送りしてまいりました。
何かが起こった際の足しになれば、幸いです。

何も起こらず、日々が過ぎていくのがもちろん一番良いのですが、
万が一の時に頼っていただける存在であればと思っています。

今後もどうぞよろしくお願いします。