私たちフクダ・ロングライフデザイン／福田工務店は、新築の耐震性確保はもちろん、既存住宅の耐震化を図り、地域の方々に安全と安心をご提供することが使命だと考えています。
地震大国の我が国において、大切な人命を守るための耐震性の担保は、新築住宅も既存（中古）住宅も本来区別はない筈です。
そんな考えのもと、当社は一般社団法人 耐震住宅100％実行委員会の理事を努めさせて頂いています。

■なぜ、木質耐震シェルターか？

大阪府の令和2年度の住宅における耐震化率は89％。
そして、令和7年には耐震化達成率95％の目標を掲げていますが、そのためには大阪府下で約398万戸の既存住宅ストックのうち、約25万戸の建替えもしくは改修が必要であると試算しています。
しかしながら、耐震化のペースはなかなか進まないのが現状です。
その原因としては以下の理由があると考えられています。

1. 費用の負担が大変（69.4％）
2. 業者の選定、効果に対する信用性（29.7％）
3. 仮住まいが煩わしい（28.8％）

※大阪府・令和元年補助制度利用者アンケートより
そこで、一般社団法人 耐震住宅100％実行委員会では、施工性やコスト・デザイン性・信頼性の観点から、住宅全体を耐震補強するのではなく、木質耐震シェルターという方法での解決方法を見出しました。
そのシェルターの名称は「木質耐震シェルター70K」。

3畳・4.5畳・6畳・8畳の規格サイズの他、部屋の寸法に合わせて設置することも可能なことから、寝室などの個室、リビングルームなど、既存住宅内の部屋単位で設置することが可能です。

そのため、大掛かりな耐震改修工事と比べて短期間で設置が可能であり、住みながらの工事も可能になるというものです。

また、「木質耐震シェルター70K」は、木造ラーメンフレームによるシェルターであり、新築住宅の標準構法であるSE構法の構造技術を用いた製品です。
すなわち、耐震シェルター70Kは新築住宅で折り紙付きのSE構法の集成材・金物を用います。

既に、全国の各都道府県の補助制度を用いた採用実例の報告が届いています。
もちろん、大阪府・大阪市においても、最大100万円の補助が適用可能ですので、気になれた方はお気軽にお問い合わせください。
また、弊社の福島オフィスの吹き抜けスペース（中2階）には、約3帖サイズの70Kを展示していますので、実物を確かめたい方はお気軽にご来店なさってください。

※写真は全て「一般社団法人 耐震住宅100％実行委員会」のホームページより転用しています。
https://www.taishin100.or.jp