家守り兼、福島ライフプラスの安岡です。

今回はリフォーム前のアスベスト調査の概要と費用についてご説明させて頂きます。
アスベスト調査の義務化について、、

令和2年に「大気汚染防止法の一部を改正する法律」公布されました。
一部の規定を除き令和3年4月から施行されています。

■調査義務の条件

※厚生労働省HPより画像を引用：https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/

・解体工事部分面積80㎡以上
・改修工事請負金額100万円以上（税込）

上記の条件を一つでも満たすと労働基準監督署への届出が必要となり、アスベスト調査が必須となります。

■アスベスト調査確認方法

①着工日や製造日等によって確認を行う方法（約2〜3万円）

アスベストは2006年（平成14年）9月以降に着工された住宅や建材に関しては使用が禁止されています。
そのため当該着工日や製造日等によって確認を行うことが可能です。

②有資格者による目視等での確認する方法（約2〜6万円）

解体工事着工前に有資格者が、目視にて設計図書等との整合性をチェックする必要があります。
またメーカーに建材の成分情報等を確認することで、アスベストの有無をチェックしなければなりません。

③アスベストキット、分析業者に依頼する方法（一箇所1〜3万円）

①②でもわからなかった現在については、分析をかける必要があります。
一つの建材につき数万円の費用が掛かりますので調査費用が大幅に上がる可能性があります。

リフォーム・リノベーションをお考えの方は、是非ご参考にして下さい。
以上、家守り/不動産の安岡でした。