こんにちは！設計の篠原です。
朝晩の冷え込みも幾分かマシになり、日の当たるところではポカポカと日向ぼっこもできちゃう今日この頃。
新生活を迎えるのにもってこいな、そんな本日は、
久々の「調光」について書いていこうと思います。

調光方式は
位相制御・逆位相制御・PWM制御・DALI・DMX制御などがあります。
上記以外にもメーカー毎に名前が違う制御方式がありますが、住宅で使用される方式は主流は上記の5つの内3つくらいかと思います。

まず、一番最初にご理解いただきたいのは、LEDは目で認識できない速度で点滅しているということ。
（1秒間に100〜120回）
上記を行っていただいた状態で位相制御と逆位相制御の説明です。
位相制御は電気波、波形の前部分をカットする方式
逆位相はその逆後ろ部分をカットする方式

それぞれOFFにしている時間が長いほど暗く感じると言う内容
位相制御も、逆位相制御も電源線のみで施工可能です。
PWM制御はON、OFFを高速で行うことで明るさをコントロールするもの
位相制御もPWMの結局は点滅してて、光ってない時間が長いと暗くなるということです。
何が違うのかというと調光できる具合？パーセンテージが違うことと、PWMは電源線意外に信号線が必要になります。

調光できる具合ですが、位相制御は下限値が10％だったり30％だったりします。
一方PWMは1％と極限まで絞れます。
長くなりましたが、昔は間接照明用の器具などはPWMが多かったのですが、最近は位相、逆位相の器具も沢山あります。

最初にも書きましたが、人間の目では確認できない速度で点滅しているわけですが、携帯のカメラを向けると波波が見えたりします。（最近のカメラは性能が良くなったのか見えない機種も多いです）
調光回路にLED電球を使用する際は、電球の説明をよく読んでご使用ください。

以上、設計の篠原でした！