ヒートブリッジ

2022年11月14日更新

こんにちは。暦の上ではどうやら冬のようですが、日中は暑いくらいの日が続き、
冬嫌いの私にとってはすごぶる気持ちのいい季節が続いていて嬉しい限りです。
今年の冬は厳しい寒さになるとも言われています。
また急に寒くなるんでしょうね。
 
高気密・高断熱を突き詰めていくとヒートブリッジ(熱橋=ねっきょうと読みます)対策も重要になります。
 
熱橋とは建物の中で熱を伝えやすい部分のことです。
外気の熱(暑さ・寒さ)を、断熱境界の内側(室内空間)に橋渡しして伝えてしまう存在になるため、熱橋と呼ばれています。
 
せっかく断熱材を使用しても、熱橋を伝わって外部の熱が室内に入ってきてしまっては期待通りの断熱性能が発揮されず、
夏・冬ともに快適な室内空間になりません。
 
私たちが採用するSE構法は柱、梁の接合部を専用のSE金物とドリフトピンで固定する為、
金属部分が室内側に現れ熱橋部分になってしまう箇所がいくつも存在します。
 
その対策として金属部分を断熱材で覆い、室内側に熱を伝わらないようにします。
どこで断熱をするかも重要で、基本的には壁体内の外気側より断熱を施します。
その一例ですが、SE金物を梁に取り付ける為のボルトです。
このボルトが外気の影響を受け、室内側のSE金物と熱の橋渡しをしてしまいます。
その為、発泡ウレタンスプレーにて座堀穴に充填していきます。
 
先日その作業を施した物件、ウレタンスプレーを充填した数、なんと65箇所!
しかも外壁合板を貼るまでの僅かなタイミングでの施工とあって、
大工さんと十分な擦り合わせが必要です。
 
気密対策や夏型結露対策などこうして小さな弱点を潰してきている訳ですが、
行き着く先はやはり外貼り断熱なんですね。
建物の外側をまるっと包んでしまえば、細々した作業且つ工程の進捗に合わせたピンポイントでの作業が不要になりますが、
コスト面や納まり上の取り合いがこれまでと全く変わってくるので、
総合的な落とし所を探っていければと思いますね。


 

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