こんにちは!
設計の篠原です。
本日は照明器具に使用するランプを検討している時、目にすることのある配光曲線についてちょこっと書いていこうと思います。
白熱球であれば大きな金額ではなかったですが、LED電球を購入となると¥1,000-を超えてきます。
間違って買ったら「う〜わっ!」となりますよね。
なので明るさと配光をなんとなく理解するためにもちょこっと書きます。
さてこちらが
このランプの
配光曲線
この配光曲線は横から照明器具を見て、光がどの方向へどれだけの強さで出ているのかを示すものです。
図を見ていただくと白熱球は150°くらいまで飛んでいるのに対し、
LED電球は90度より下にしか光が飛んでいかないのがわかるかと思います。
0°の部分は光源から1mの直下地点の明るさを表します。
それがおおよそ135cd(カンデラ)となっています。
2mの地点だと135÷2の二乗=33.75lxと計算して出すことができます。
(cdからlxになっている説明は今回は省きます。)
直下の明るさの出し方はわかった。
それで配光の広さが150°じゃないからなんなの?というところですが、
90°以下のLEDランプを意匠器具(スタンドやペンダント)へ使用してしまうとこんな感じになります。
そう光が飛んでいない部分が暗くなってしまうんです。
そういう器具を選んでいるのであれば良いのですが、
画像のようなスタンドは全体が綺麗に光っていて欲しいと思いますよね。
ということでLED電球を購入する際、まずは配光を確認してみてください!
ちなみに他の注意するべき点も箇条書きにしておきます。
・配光曲線を確認する
・明るさを確認する
・色温度を確認する
・調光が可、不可の確認
・口金のサイズ
・電球自体の外径寸法
・発光部がクリアタイプなのか乳白アクリルタイプなのか確認する
・海外のLEDを購入する場合は電圧もチェック
またの機会に上記の中から確認する項目についてちょこっと書こうと思います。
以上、設計の篠原でした。
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