工務店が取り組む課題①

2018年6月26日更新

こんにちは。代表の福田です。
 
当社の家づくりを手掛けてもらってる大工の平均年齢は50.3才(4組9名)。
主に2人1組中で1軒の木工事を任すのですが、この4組の中には親子や兄弟で組む大工もいます。
 
今でも小学生のなりたい職業の10位以内には必ずと言って良いほどランクインしている職業が「大工さん」。
それでも現実は厳しく、若い世代の大工が不足しているのを私も現場で実感しています。
 
先日、6/13付の日経新聞に以下のような記事が掲載されていました。
野村総合研究所の調査によると、2030年には大工一人当たりの新築住宅の着工数が1.4倍になる見通しらしいのです。
人工や世帯数の減少による新築住宅の着工数減少以上に、60代の大工がリタイヤする減少数を上回るとのこと。
今のままでは、家が欲しいと思ってもその需要を満たすことができない試算になるそうです。
 
外国からの労働力受け入れや、機械化やプレハブ化などは、今以上に進む事は容易に想像がつきますが、
それを差し引いても深刻な大工不足の時代が予測されています。
そんな中、量産メーカーの対策はロボットの導入による代替らしく、積水ハウスは2020年から投入予定とのこと。
写真のロボットがそれで、室内の天井石膏ボード貼りを2台が担うらしいのです。
 
しかし、工務店の家づくりの大工仕事は、そんな単純労働だけでないことを私達は自覚しているため、
大工を育てていくことに主眼を置いています。
弊社も加盟する工務店の全国組織にJBN(Japan Builders Network)という団体があり、
その中に、昨年より「関西大工匠塾」が開校しました。
 
実は、今年から当社は大塚と古橋の2名を入塾させています。
いや、二人を大工にする訳ではなく(笑)、近い未来において社員大工を育成して行くための素地づくりです。
来年以降も順次スタッフを送り込む予定でいます。
大工や左官工などの職人を全国の工務店が育成することで、野村総合研究所の予想に反し、
2030年頃には大工が需要に見合っていることを目指したいと思っています。
また当社には、元監督・元大工で今は育休中の宮嶋(現在はカスタマーサポート)が居りますが、
彼女のような女性の活躍も期待大ですね♪

 


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