ゼロから1を生む。

2018年5月27日更新

こんにちは。チーフプランナーの千知岩です。
 
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 
この数日で朝晩も20度を超えるようになり、ロードバイクで通勤の田中と私はこのシーズンは短期間ではありますが、
過ごしやすく快適な通勤ライフを送っています。
 
ちなみに私は40分ほどかけて通勤していますので、体に程よい負荷をかけながら運動にもなっています。
 
さて本日は、基本設計いわゆるプランニングについてです。
 
茶道に纏わる言葉で、「守・破・離」という言葉がありますが、「守」とは徹底的に型を身につける
その上で様々な工夫を加えることが「破」、それを自分のオリジナルに昇華させることが「離」でありますが、
「守」から「破」に至る時の様々な工夫は基本設計がうまくいくかのポイントとなります。
 
また「離」について昇華することは、フクダ・ロングライフデザインのスタイルを確立させることですので、
まだまだ努力を怠る訳にはいきません。
 
さて具体的なプランニングの一例で言いますと、「守」はゾーニングと上下階の面積配分です。
 
ゾーニングにおいては、いわゆる動線計画の基本となる諸室のつながりの機能的なルールです。
また面積配分は建物の形を決定づける重要な要素となり、ファサードを形成します。
 
これらの型をしっかり身につけ、お客様の要望とプロとしての提案を織り交ぜることが肝要です。
 
下記画像は、市街地において上下階の面積を合わせるための方法論で、
諸室の帖数を書き出し上下階の面積を合せてから具体的にゾーニングをするための準備作業の一例です。
 
また様々な工夫を加える「破」については、弊社ではパッシブデザインの要素もその一つです。
例えば周辺の状況を把握し、太陽熱を取込むために吹抜けをどのように組み込んでいけば暖かくなるのか、
吹抜けの位置をどこに作れば全体のバランスが機能的・視覚的に保つことがでできるのか。
 
基本設計は、型をしっかり身につけ、様々な工夫で何度も何度も検証しながら最適解を導き出すことで、
住まい手と造り手にとってのいい家となリ、その積み重ねが地域の財産にもなっていく為、
常に努力を惜しまず今後も研鑽を積んでいきたいと思っております。
 
次回は私の仕事のアイテムについてご紹介したいと思います。
 
ゾーニング
計画上のプロセスの一つで、空間を機能や用途別にまとめて必要な空間の大きさを設定し、相互の関連を見た上で位置関係を決定する設計手法です。
 
ファサード
建物の正面。一般的には玄関のある面を言いますが、外観として重要な面であれば、側面または背面もファサードとも呼ぶ場合があります。
 
パッシブデザイン
太陽の光や熱、風といった自然の恵みを上手に採り入れることで、エアコンなどの機器をなるべく使わず快適に暮らすことを目指した設計手法。

 


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